不動産投資としての駐車場
この記事を監修する不動産王wです。
独身時代は高年収サラリーマンとして働きながら、その社会的地位を武器に節税目的でワンルームマンションを12室保有。2018年に法人化し、サラリーマン時代の貯蓄を元手に戸建て投資を開始しました。現在、保有件数は30戸を超え、不動産関連の手取り収入はサラリーマン時代の収入を軽く超えています。都心から地方都市に移住、フルタイム勤務の妻をアラサー副業主夫として支えています
不動産投資には土地のみを利用した駐車場経営という選択肢もあります。
今回はたまたまですが、遊んでいた土地を看板一つで収益化した例をご紹介します。
月極駐車場オープン
もったいぶる話でもないので、サクッと実例をご紹介しますね。
身内の家が実家の隣町にあるのだが、身内の家のすぐ隣の土地をオカンが20年ほど前に畑用に購入していた。
初めの頃は野菜などを作っていたのだが、なんせ山が近いせいでイノシシが夜に運動会をするので、野菜の収穫前に畑が荒らされる始末。
あまりに頻繁に開催されるので次第に野菜作りも疎かになり、ここ数年は雑草が生い茂っていた。
もともと土地の道路側の一部は土間コンで車が3台ほど停められるようにしていた。
土間コンとは「土間コンクリート」とは、平面的に打設されるコンクリートのことです。
そういや、あの畑って固定資産税いくら掛かってるの?
確か、年間10万くらいやったかな
結構するんやね
借りる人いるか分からんけど、
月極駐車場として貸し出してみたらどうやろう?
あんなところ借りる人おるんか??
まあ、看板置いておいたら、
3台目とか買った家やったら
借りる人いるんと違うかな?
看板注文しとくよー
よう分からんし、まあ、任せるわ
というわけで、楽天市場でこの看板を注文して駐車場の脇に掲げておいた。
取付穴はあるのだが、面倒なのでコンクリ壁に直接ペタリ。
立地としては、比較的新しい住宅地で基本的に各家に2台分の駐車場が確保されている一画だ。
時々、子供が成人した家で子供が車を買ったのを機に駐車場を拡張する話を聞いていたので、ワンチャンあるかなとも思っていた。
募集は立て看板のみだったが、募集して1ヶ月後に近所の人から申し込みが入った。
仕事用の車を停めたいとのことだった。
もうしばらくして、もう一台、近所の家の娘さんから連絡があり無事2台分が埋まったのであった。
これで年間10万円ほどの収入となり、固定資産税分が賄える。
その後、猪の運動場だった土地に賃貸物件を建てることになるのだが、その話はまた今度。
まとめ
良いところに土地が転がっていたwのはラッキーでしたが、看板一つで収益化してしまうあたりはさすがの嗅覚ですね。
自宅の家族が独立して駐車場が余っている等、状況によっては使えるアイデアかもしれませんね。