副業の本当のリスクとは?
副業を始める際に、「会社にバレたらどうしよう」と不安に感じる人は多いはずです。
確かに、多くの会社は就業規則で副業を一切禁止としており、バレた場合は最悪の場合クビになるリスクがあります。しかし本当のリスクは、単に「バレる」ことだけではありません。
副業に夢中になり過ぎて本業が疎かになり、仕事のパフォーマンスが低下してしまえば、年次の評価で昇給・昇格の対象から外される可能性があります。
また、副業の内容が会社と競合するようなものだと、就業規則違反となり、場合によっては懲戒処分や解雇の理由にもなりかねません。
つまり、バレるリスクだけでなく、業務に支障をきたしたり、会社の利益を損なう恐れがあれば、副業自体が許されない立場に追い込まれてしまうのです。
また、人によっては意識しないで副業してるかもしれません。
Xの収益化でクソバズって確定申告なんてこともあるかもしれませんよ？？
副業が会社にバレる5つの理由
副業が会社にバレる主な理由は以下の5つです。
- 出退勤時間の変化
- 業務の手抜きや効率の低下
- プライベートでの収入の変化
- SNSでの書き込みや活動の露見
- 同僚や取引先への気付かれ
会社からすれば、こうした副業の疑いのある兆候は看過できません。
ひとたび上層部に報告が上がれば、厳しい調査と処分を受けかねません。
副業を隠す5つの対策
一方で、本業に支障がなく会社とも競合しないのであれば、合法的に副業を続けることは問題ありませんよね。
以下のような対策で副業を隠せばバレずに並行できます。
- 時間管理の徹底
- 副業活動を勤務中にしない
- オンラインでの副業活動の選択
- 会社関係者とのつながりを作らない
- 副業収入の分散・隠匿
上記の方法を確実に行えば、副業がバレるリスクを最小限に抑えられます。
現代においてソーシャルメディアでの書き込みなどが、副業ばれの最大の原因になります。
SNSでの副業活動を隠すには以下の対策が必要です。
別のアカウントを使う
立ち位置を分ける(本名・写真×)
ハッシュタグやチェックイン機能は避ける
知り合いとのつながりは作らない
オンライン上のあらゆる情報に注意
オンライン上の副業活動は完全に分離し、会社関係者とつながらないことが何より重要です。
副業で得た収入の存在を会社にバレないようにするには、確定申告書の第二表の、住民税の徴収方法を選ぶ欄で、普通徴収を選ぶようにしてください。
会社は毎年従業員の住民税額を確認しており、前年度と比べて大幅な変動があれば副業の可能性を疑うからです。
特に大手企業では、従業員の副業は就業規則で原則禁止されていることが多く、ばれた場合はクビになる可能性さえあります。
つまり、副業を隠し通すには、住民税対策が不可欠なのです。
副業と会社のストーリーラインを分ける
プロフィールやオンラインIDを分ける
専用の端末・通信環境を用意する
名前やプロフィールには本名を使わない
こうした対策をしっかり講じれば、副業を隠し通せる可能性が高まります。
まとめ
副業を会社に知られずに続けるためには、まず本当の「バレるリスク」を理解する必要があります。
単に会社にバレるだけでなく、本業への影響や会社との競合など、副業自体が許されなくなるリスクも存在します。
そのため、出退勤の変化、業務の手抜き、収入の変化、SNSへの書き込みなど、副業を疑われる行動には細心の注意を払う必要があります。
対策としては、時間管理の徹底、副業活動の場所や収入の分散、会社関係者とのつながり排除などが挙げられます。
特にSNSやオンラインでは、別のアカウントを使い会社関係者とは完全に分離することが大切です。
副業とプライバシーを確実に区別するベストプラクティスに沿って行動すれば、上手く会社にバレずに副業を続けられるはずです。
ただし、副業が会社の利益を損なうようであれば、バレるリスクはさらに高まることは覚悟しなければなりません。
プライバシーと本業のバランスを取りながら、慎重に副業活動を続けることが賢明でしょう。