【EA代理店の収入源】
タダより高いものはない。
無料配布なんて裏があるんじゃない?
そんな懸念をお持ちの方も多いでしょう。
我々EA配布者がどのように収益につなげていくか
解説していきます。
結論から言いますが、ユーザーさんが
我々に対して「手出しで使用料を払う」なんてことは
ありません。
ではどういう仕組みなのか?
まず海外FXのIB報酬について解説しますね。
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IB(Introducing Broker)報酬とは、
FX業者に新規顧客を紹介することで
得られる収入のことです。
海外FX業者では、このIBプログラムが充実しており、
国内と違い取引に応じて”継続的”に報酬が支払われる
システムがあります。
- IB報酬の仕組み
a) 顧客紹介
自分の紹介リンクを通じて新規顧客が口座を開設し、取引を行います。
b) 報酬発生
紹介した「顧客の取引量」に応じて、報酬が発生します。
c) 支払い
一定期間ごとに、累積した報酬が支払われます。
- 主な報酬タイプ
a) スプレッドシェア
顧客の取引スプレッドの一部を報酬として受け取ります。
b) コミッション
顧客の取引量に応じた一定割合を報酬として受け取ります。
c) CPA(Cost Per Acquisition)
新規顧客獲得ごとに固定金額を受け取ります。
- IB報酬の特徴
- 継続的な収入:紹介した顧客が取引を続ける限り、報酬が発生し続けます。
- スケーラビリティ:紹介する顧客が増えるほど、収入も増加します。
- 低リスク:自己資金を使って取引する必要がありません。
簡単にまとめると上記のようになります。
CPAは単価は高いですが、単発報酬となるので、
スプレッドシェアとコミッションの部分で
報酬を得ています。
また、海外FXを直接日本居住者に紹介する行為は
法律違反です。なので、そのあたりは注意ですね。
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さて、ここで気になるのは低リスクで
顧客だけがリスクを負っているという状況かと思います。
以前も言いましたが、そのような点を利用して
焼き畑農業している利己的な運営者も
残念ながら存在します。
SNSでの情報伝達が早く、昔ほど数は減りましたが、
初心者の方は特に注意してください。
彼らはマーケティング能力に優れており、
手を変え姿を変えあなたの財布を狙っています。
<最低限注意したいPOINT>
①運営さんが信用に足るかどうか、しっかり見極めてください。
-データは正確か?ユーザーの求める情報が公開されているか?
例えば、ロスカット(損失)の発生を、なかったことにして、
集計しているデータは、本当にユーザーが知りたい情報ですか?
②利回り
とんでもない日利を連日叩き出しているところもありますね。
知らない人は魅力的に感じるでしょう。
でもそこに資金を投じる前に、最低1ヶ月程度は
動向をチェックしてください。自分の目で。
はやる気持ちはわかります。しかし、他の投資に比べて
抑えめでも十分爆益なんですよ。
急がば回れです。景気のいいところは特に注意しましょう。
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FXでつい勘違いをしてしまいがちですが、
自分でエントリー、利確を行う裁量取引
(別の機会にまた詳しく解説しますね)では、
勝率は実はあまり高くないのです。
大事なのはその中身で、小さく負けて大きく勝つ。
だからたとえ勝率が4割でもトータルプラスなんです。
いわゆるトレードのプロですら、それくらいの精度です。
では勝率100%に近づけるにはどうするか?
損切をしなければいいのです。
EAはいろんなタイプがありますが、
基本的に後者の手段をとって、設計されています。
つまり勝率4割を、その他の要素で補って
勝率100%を目指そうというコンセプトですね。
そのバランスを調整して提供しているわけですが、
悪いことをしようと思えば、いくらでもできます。
疑ってください、質問してください。
そして、対応やその理由を聞いて自分が納得できるかどうか
是非判断してください。
そのうえで1ヶ月ちゃんと見る。
ロスカはないに越したことはありませんが、
相場に絶対はありません。
ロスカ=ダメではなく、その内容や状況を
よく見極めましょう。
FXにはリスクはあります。
しかしそれに見合うリターンもちゃんとある「投資」だと思っています。
私が取り扱っているもので破綻しながらも、
日利10%を超えるものがあります。
一方、日利1%程度で
長期間破綻していないEAがあります。
選んでいいんです。選べるんです。
日利1%で月の稼働日数が20日なら年間単利で240%ですよ。
複利だったらちょっと現実離れした数字になりますよね。
私自身が厳選し、実際に運用しています。
ただ、それは負けた時に痛みを分かち合うだけで、
あなたにとって何の根拠にはなりません。
FXは孤独な戦いです。でも同じ仲間が居れば
案外楽しく時に苦しみを分かち合い、
時に喜びを共有できるそんな素敵な世界なんです。
この機会に少しでも興味をもって、
選択肢の一つに入れてもらえれば、EA業界全体の
活性化につながると信じています。
私は馬鹿正直なので怖いものは怖いと言ってしまいます。
なので時に不安にさせるかもしれませんが、
まずは「興味」をもって頂けると幸いです。
それでは、また